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ジョイント調整
 こんにちは。大変ご無沙汰となってしまいました。気づけば季節はもう夏ですね。コンクールの夏ですね!! 

この時期は、練習にも熱が入ってきていると思います。今は、湿気の多い時期です。たくさん吹いたあとは、水分をよくとってからしまうようにしましょう。


さて本日は、ジョイント調整という内容で、書かせていただきます。


ジョイント調整とは、楽器の連結する部分がきつかったりゆるかったりするのを調節する修理内容のことです。




楽器を組むときにジョイントがきつくて、キイの部分を強く握ってしまい・・・・ぐにゃり・・・・・。こうなると、キイ曲りの修理もセットとなってしまいます。


管体の割れのときも書きましたが、木は、気温や湿度によって変化します。ですので、オーボエやクラリネットやファゴットなどのジョイント部分が木になっている部分も変化することがあるのです。
それから、オーボエやクラリネットのジョイント部には、コルクがついていますね。このコルクも長く使っているとつぶれてしまい、ジョイントが緩くなる原因となります。ファゴットの糸巻きのジョイントも同じです。
ジョイントコルク自体は悪くないのに、きつくて入りにくいということもあります。その場合は、ジョイント部分の木が膨張して、組むときに木がせってしまいきつくなるということもあります。

このちょっとした木の部分が膨張してしまうことがあります。


楽器を組むときに、コルクグリスを薄く塗ってもきつくて組みにくいなと思ったら、専門家に相談してみてください。たいていの場合、簡単に調整することができます。
楽器を組むたび、はずすたびに苦労している方は、今すぐみてもらいましょう!!


それから、フルートやサックスのネック部分の金属のジョイント部も、もちろん調節できます。
フルートやサックスのジョイントも長い間使っていると摩耗して、ジョイントが緩くなってしまうことがあります。





逆に埃などがついているのに気付かず組んでしまったり、ゆがんでしまってきつくなる場合もあります。このとき、ジョイントにグリスを塗って組む方がいますが、それは、NGです。
グリスを塗ってそこに埃がついたまま組み、きつくなる・・・悪循環です。

フルートやサックスを組むときに、いつもと違った違和感があったら、それはすぐにみてもらってください。組みにくいものを無理やり組むと、どんどんひどい状態になって、修理が大変になってしまうこともありますので。

毎日、楽器に触れていると、あれ?昨日までこんな感じだったっけ?と思うことがあると思います。
リードが良くないから音が出にくいのかな?練習不足だからかな?と思う前に、楽器の状態も見てみてください。
管楽器は、非常にデリケートです。ちょっとしたことで、調整が狂ってしまいます。
たくさん練習してきて、本番直前に楽器の調子が悪くてだめだった・・・なんてことがないように、日ごろから、楽器の状態をよくみて、ちょっとでも心配なことがれば、専門家に相談してみてくださいね。

我々、リペアマンは、演奏者のみなさまの味方です!!本番で最高の演奏ができるようお手伝いいたします。

アトリエSoloでは、TwitterやFacebookでも木管楽器のご相談を受け付けています。
どんな質問でもお気軽どうぞ〜!!
author:アトリエSolo, category:修理・改造, 08:55
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