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木管楽器?シリーズ!! その2  タンポって(2)
 
毎日、暑いですね。皆さん、水分をたくさんとって暑さに負けずに頑張りましょう!!

さて、今回は前回の続きでタンポについて。「タンポってどうやってついているの?」です。
前回の工房日記で、タンポはラック(タンポをつける接着剤)を熱してとかし、キイのお皿に取り付けます。というところまで書きました。


こちらが、そのラックです。本当はまっすぐなんですが、この暑さで曲がってしまいました!! 
          

このラックを火であぶり、タンポにつけます。 
    
         

ラックが冷えて固まる前にお皿につけます。
     

キイを管体に取り付けて、もう1度お皿をあぶります。
(SAXだと管体が光ってしまい写真でみにくかったので、ここからはバスクラの写真ですが、合わせ方は同じです)
     

少しラックをとかし、今度は音孔にぴったりになるようにヘラで微調整していきます。管体の中にライトをいれて音孔がぴったりふさがっているか確認します。この時、光が漏れていたら再度お皿を熱し、タンポを動かします。   

       

最後に薄い紙をはさみ、全体がしっかりふさがっているか確認します。
   

このように、何度も微調整しながら全体のタンポを合わせていきます。この時に、キイのバランスもみながら、全体の動きを確認したりと様々な調整をしていきます。

今回は、バスクラリネットのタンポ合わせを例にしましたが、フルートは、タンポの下に紙を挟んで厚さを調整したりと色々な方法で、タンポはついています。


最初に暑さでラックが曲がってしまったと書きました。この夏の暑さで曲がってしまうほどラックは、よく熱で融けます。長時間、車内に楽器を置きっぱなしにしていると、タンポが動いてしまうこともあります。急に音がでなくなったりするときは、そんなことも理由に考えられたりするものです。

ここからは、楽器を持っている方に向けたお話になりますが、B♭クラリネットのタンポをブラダーから皮に変えて欲しいという依頼があったりします。タンポをブラダーから皮に変えると音の響きが変わります。アトリエSoloでは、このようなご要望にもお応えいたします。お客様のご要望にあった楽器にカスタマイズいたしますので、お問合せください。

またまた、最後は宣伝になってしまいましたが、こんなところでタンポのお話はおしまいです。

次回は、「タンポの次に質問が多かったサックスやフルートはなぜ金属なのに木管なの?」です。タンポの前にこっちの話が先だろ〜って感じですが、タンポ虫のころからちらほらとタンポって?という質問をいただいていたので、先に書きました。

では、また!! FacebookやTwitterでも質問受け付けてま〜す。





author:アトリエSolo, category:木管楽器?シリーズ, 13:48
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